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子どもの病気の症状は急に変わります。朝に保育園に行った時には何ともなかったのに、夜帰ってきて寝付かせようとしたら急に高い熱が上がったりすることはよくあります。夜9時を過ぎてから心配でかかりつけの先生に電話したり、あわてて急患診療所に出かけたりすることがあるようです。 確かに年齢や症状によっては、すぐに対応しなければならないことが稀にはあります。しかし普段から健康な子の上がったばかりの熱のほとんどは翌日でも間に合うことなのです。家に座薬があるのに急患診療所に行っても、座薬だけさされて「明日は保育園を休んで、かかりつけの先生に診てもらってお薬をもらってください。」と担当の先生から説明を受けることが多いのです。なぜなら子どもの病初期の熱の大部分がウィルス性の気道感染症と考えると、その日の夜だけのお薬をもらって飲んでも風邪がなおるための期間に差がないからです。だから小さな子どものおられるご家庭では熱さましの座薬くらいは常備しておいてください。そうすれば病気で具合の悪いお子さんを必要以上に夜の寒い中に連れ出さなくてもすむかもしれません。今熱が上がったばかりの風邪ならばお家で暖かくしてゆっくり休んでいたほうが体の負担がかからないこともあるのです。 日頃よりきちんとお子さんを育てられるご両親ならば、お子さんの体質をよく理解していると思います。それならば今の状態がこれまでこの子が乗り越えてきた病気と同じ程度のものであるか、急を要するものであるのかはきっとわかると思います。
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