◆インフルエンザの新薬

 

 インフルエンザが流行してきました。熱が上がるとすぐ病院に行き、「インフルエンザの検査をしてくれませんか。」と尋ねる患者様がおられます。お気持ちはわかりますが、インフルエンザの検査は熱が上がってもすぐには陽性にならないことがあります。インフルエンザと診断されると「インフルエンザのお薬を出してください。」と言われます。しかしその薬は子どもへの安全性が確実なものではありません。インフルエンザは、人類にとって新しい病気ではありません。おじいちゃんやおばあちゃんが子どものころは、安静だけでなおっていた病気です。もちろん脳症を合併し、不幸な転帰をたどることがありますので状況によっては慎重であるべきでしょう。しかしそれは極めて稀なことです。ほとんどの子は、3日間の高熱があっても一週間後には元気になっています。まずはあわてないで子どものもつ治癒力を信じて見守ってやってもいいと思います。そのような病気を乗り越えてきたお母さん、お父さんのお子様なのですから。