◆ウィルス性胃腸炎

 

 冬になると保育園で突然吐きはじめ顔色が悪くなったため、あわてて病院へつれてこられる子が増えてきます。ウィルス性胃腸炎による嘔吐下痢症です。ウィルス性の胃腸炎には、大きく分けると初冬の流行するノロウィルスのような小型球状ウィルスと春先に流行するロタウィルスがあります。どちらの嘔吐や下痢は小さな子にとっては苦しそうです。脱水にならないようにと水分を与えようとしますが、すぐ吐き戻してしまいます。
大切なことは、吐き気が強いときは何も与えないことです。吐いた後は、3時間程は飲ませないで下さい。3時間ほどしたら始めは、離乳食のときに使ったスプーンでイオン飲料水を10分間で1杯ずつ少しずつ、口を湿らすように与えることです。決して哺乳瓶やコップを使ってたくさんの水分を一気に飲ませないことです。
 もちろん感染の拡大を予防するために、嘔吐物をよくふきとって消毒したり、トイレ後や食前の手洗い、飲食物の加熱、食器の洗浄は大切です。