|
秋が深まってくると、小さな子の間に鼻水や咳のかぜがはやってきます。胸に耳をあてるとぜーぜーが聞こえてきて、息苦しそうです。特にミルクを飲んだ後に、咳き込んで吐いてしまいます。ウィルスによる気管支炎です。特に呼吸の機能が未熟な6ヶ月未満の赤ちゃんがRSウィルスによる細気管支炎にかかると、呼吸困難が強く重症になることが多いようです。病気の初期の段階で重症になりそうなことに気づき、今後の状態を予測しながら増悪を阻止するよう対処することが大切です。小さな子は薬に対する感受性が不安定で副作用がでやすいので注意しなければなりません。また飲めないからといって点滴するときには、過剰輸液にならないように水分の管理にも気を使う必要があります。喘鳴が少しよくなったころに中耳炎の合併に気づくことがあります。ただ最近は新しい薬や吸入療法のおかげで、重症な子は少なくなってきているようです。
|