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小さな子は保育園に行き始めると、鼻がぐずぐずしていわゆるかぜをひき始めます。かぜの病原は90%がウィルスなのですが、一般の鼻かぜのウィルスとして多いのはライノウィルスです。ライノウィルスは百種類以上の型が知られていてます。ですから過去にかかって免疫があっても、別の型には効果がありませんから何度もかかるのです。はじめて保育園にいく子は、これらの免疫が全くありませんので休む暇なくつぎつぎとかかっているのかもしれません。連続的にかかると鼻の粘膜は荒れてむくんできます。鼻つまり、細菌の繁殖がおこると中耳炎や肺炎に進展することもあります。 このウィルスは唾液に少なく、鼻水に多く含んでいます。息や咳などで空気にばら撒かれることは少なく、鼻水のついた手や物を介して感染します。ですからお家や保育園では兄弟やお友達に広がらないように鼻水をぬぐってあげたり、手をふいてあげることが大切です。おもちゃや床もこまめに消毒液で拭いておくことも伝染予防のために簡単にできることです。 病院では鼻をかめない小さな子の鼻かぜを診る時は鼻の粘膜を直接見るほかに、胸の音を聞いたり、耳(鼓膜)を観察します。そのことで鼻の病状がどれほど他の器官に影響しているかを評価できるからです。そして病気が悪化することを防止し、保育園での食事やお昼寝といった生活にできるだけ支障をおこさせないように治療を組み立てていきます。お家でも鼻を詰まらせないようにお部屋を加湿したり、鼻水を可能な範囲でぬぐってあげて、安静睡眠できるようにしてください。
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